マムシに咬まれたと自らヘビの種類をいってくるひとが多い
来院時既にかなり腫れている
ところが平成23年度はそのマムシ咬傷がめずらしく来ない
いつもなら田んぼの仕事が始まるとマムシの季節がやってくるのに・・・
その代わりにおそらく別のヘビ咬傷と思われる症例が多い
ヘビの牙痕はあるが腫れが全くない
ある時そのヘビを生け捕りにしてきたひとがいた
シマヘビだ
透明のプラスチックのいれものの中で、私たちにとびついてくる
かなり凶暴だ
牙はするどく、咬まれるとかなり痛い
ただ毒はないので心配ない
抗生剤と破傷風トキソイドの注射をして帰宅
上がシマヘビ、下がマムシ |
7月下旬になりようやくマムシ第一号来院
既に腫れている
矢印が牙痕 |
こちらは入院して治療が必要だ
マムシ抗毒素血清が効いて翌日の腫れはひどくならなかった