地震後南相馬市立総合病院は懸命に医療を続けてきた
しかし原発から30km以内にあり遂にその機能を停止せざるを得なくなった
その作戦は実は前日に始まったのだが、初日は5人のみであった
2日目は100名以上の新潟への大搬送作戦が計画された
新潟DMATをはじめ医師、看護師、救急隊が多数 新潟県消防学校へ集結した
参集したDMAT |
参集した救急車 |
学校の体育館では搬送された患者の健康チェックをし、県内各地の病院へふり分ける準備が進められた
午後4時半に一番目のバスが到着した
福島から到着したバス |
途中で放射線のチェックを受けるためクルマの乗り換えをしてきたという
自分で動けない方がほとんどで乗り換えも大変であったろう
同乗してきた看護師さんは休む間もなく働き続け、もうダウン寸前というところだった
お疲れ様です |
体育館の中ではスムーズに作業が進められ、搬送先も決められた
県内の病院へ向けて分散搬送される |
県内移動がこれからあるのでかわいそうではあったが、一部の施設に集中することは避けねばならない
福島から到着した救急車 |
結局、計画の半数以下の搬送であった
福島では十分な車両やマンパワーがないのだろう
残りの患者の搬送は翌日に延期された