このトンネルは十日町と南魚沼を最短距離で結ぶ夢の大動脈道路になるはずであった
事故を受けて、当病院のDMATは初期から待機要請がかかる
同日午後6時過ぎに出動要請
私と看護師児玉、嶋田それに消防から2名の隊員と消防の車両で出動
現地には午後7時半過ぎに到着、麓ではマスコミが取材をしている
実際の事故現場はそれから3km山中に入ったところで、かなり山奥だ
ドコモは圏外、auは使用可能
衛星携帯を持参しなかったことを反省する
国土交通省の車両が放つ明るい照明 |
トンネルから狭い扇型状に資材やヒモ、ブルーシートなどが無残に飛び散っている
トンネル内部は当初酸素濃度13%、CO濃度、可燃ガス濃度が非常に高く危険であったという
トンネルの横側から |
現在もまだCO濃度は非常に高い
送風機による換気がが進められている
大型の送風機が設置される前 |
5月25日午前1時30分巨大なホースをつなぎ送風作業中 |
折りたたまれたビニールのホース 非常に重い
これを少しずつ深部へと継ぎ足していく過酷な作業である
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夜間もずっと続く作業は困難を極める
CO濃度は依然として下がらずトンネル内の作業が行えない時間が続く
無残にも葉をもぎ取られた木々が痛々しい |
空気ボンベも大量に用意してあると聞く
トンネル内に突入する救助隊 |
トンネルから100m以上はある対岸の山肌に無数のゴミが吹きつけられているが見える
吹きつけられたブルーシートなどのゴミ |
随分離れた、トンネルから直線上の場所に無残につぶれた車両がある
どこから飛ばされたのかもわからない
巨大な大砲がさく裂したようだ
無残な車両、どこから飛んできたのか |
25日8時30分過ぎに長岡赤十字DMATに申し送りをして、撤収する