8月の某日、医学部の学生さんたちが当院に1日間の実習にやってきた
今年は4名で、順天堂大医学部の県の奨学生や、新大地域枠、自治医大の1~3年生だ
いわゆるひも付きの医学生で、在学中は金銭的な補助が受けられるが、卒業後は一定の義務が課せられる
10年後くらいには県内でバリバリ働いているであろう 将来が楽しみな学生たちだ
外来や救急外来、手術室で医師の仕事を見学してもらった
1~3年生くらいだと基礎医学が中心であまり見たことのない世界であったかもしれない
後日感謝の手紙を学生さんから頂戴した
読んで感動してしまった
許可を得たわけではないが一部を紹介する
”・・・・などは普通1年生ではとても見ることのできないものであり、大変貴重な経験となりました。それと同時に、十日町病院の皆さんが、忙しい中でも緊密な関係を築き、連絡をとりあい、様々な職種の方がそれぞれの長所を活かして、恵まれているとは言いきれない環境の中で、チームとして患者さんのためによりよい医療、現場を作りあげていらっしゃる様子は私に大きな影響を与えました。また医療従事者同士の絆だけでなく、皆さんと患者さんとの間にも絆を感じ、暖かい気持ちになりました。早く私もこのような現場に関わりたいと思いました。
今までも地域医療に携わりたいと考えていましたが、大きな不安もありました。しかし今回の実習で、地域医療に携わることが出来る喜び、そして期待の方が大きくなりました。まだまだ時間はかかりますが、大学で一生懸命医学の基礎を学ぶと同時に、様々な経験を通して自分の目指す医師像とは何かをとことん追求し、人間の幅を広げ、そして何より体力をつけて、早く現場に活きる人材になれるよう努力していきたいと考えています。私も早く新潟の医療を支える一人になりたいです。・・・・
初心を忘れないように むしろ学生さんたちからこちらが教わったのかもしれない